ワーママさんちゃんの高齢育児!

43歳で男児出産。高齢出産後の高齢育児のリアルを綴っています。

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 春、それは別れと出会いの季節です。

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今日で3月も終わりですねー。ポン太の通う保育園では、0歳児のときに担任をしてくれていたみどり先生が退職します。0歳の頃のポン太はおしゃぶりがないと泣いて泣いて、手が付けられなくなる赤ちゃんでした。入園児、かなり心配したのですが、みどり先生が「大丈夫ですよ、私たちプロですから任せてください。おしゃぶりすぐに卒業させます!」と力強く言ってくださったことは今も忘れません。ポン太の泣き声が大きすぎるようで、みどり先生がポン太をおぶって部屋の外をお散歩してくれていた様子を何度も何度もみかけたので、実際はだいぶ苦労をかけたと思います。保育園の掲示板に退職の告知をみつけたときは、「ポン太ーー、お母さんショックだー。みどり先生とお別れだーー。」と大声で叫びました。「なんで?なんでなの?」と訊くポン太には、「春はさ、お別れの季節なんだよ。」とだけ伝えましたが、ポカンとしてましたわ、苦笑。そして突然迎えたお別れの日。わたしはてっきり、月末の今日までは勤務するものだと思っていたんだけど、そりゃそうですよね、先生だって有給消化とかありますよね。保育園の玄関を出たところで立ち話をしているクラスメイトのお母さんたちの横を通ると、「今日が最後ですって。お父様の介護で地元に戻られるんですって。」って声が聞こえてきました。「え?みどり先生?今日が最後なんですか?」、「知らなかったー。ご挨拶してない!」、慌ててポン太の手を引いて園に引き返しました。立ち話していたお母さんたちが、「私も挨拶はしてないけど、でも、またいつか戻ってくるかもしれないってよー。」、「いやいや、そう言ったってふつう戻ってこないでしょー。」、なんて声をかけてくれました。園に戻ると、また別のクラスメイトの親子がみどり先生にお手紙渡しているところでした。「これ、先生にありがとうって書きましたー。」って編み込みしてる可愛い女の子です。これがまた、手にしているのが、画用紙とかじゃなくて、ちゃんとしたレターセット。まじかー、ポン太なんて、まだ画用紙いっぱいに大きな1文字を書くのがやっとなのに、、、苦笑。変なところで感動。ポン太はギューッとハグして、「ありがとう、さようなら。」、と先生とお別れしました。なんか、このときに思ったんですよね。こういうときの経験の積み重ねが子供の態度や性格を作っていくのかな、って。同じクラスの3人の子が、昔の担任の先生の退職の日に、それぞれ違う対応をしているから。それで、思ったんです。たぶん、それって親である大人の反応が子供にそのまま伝播していくんだなぁ、って。お世話になった上司や同僚が退職するとき、花束を用意して渡す人もいれば、声もかけずに帰ってしまう人もいる。自然と自分の子供にも同じようにさせてるってことですよね、きっと。先生とお別れしたあとは進級して、今度は新しいお友だちも入ってきます。困っていたら、どんどん声かけて仲良くするんだよ、って声をかけようと思います。 春、それは別れと出会いの季節です。

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