ワーママさんちゃんの高齢育児!

43歳で男児出産。高齢出産後の高齢育児のリアルを綴っています。

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3歳の夏、初めての映画鑑賞

夏のことになりますが、ポン太と初めて映画館に映画を観にいきました。観たのは、「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバル」で、内容は1時間程度だったはず。集中していられるか心配でしたが、ふつうに前のめりになって観てました。親として印象に残っているのは、その映画鑑賞の内容ではなくて、その前です。都心の映画館だったので、余裕をみて出かけたらかなり早めに到着してしまった田舎者の私たち。すると、同じく早めに到着した父娘がひと組。ワンピース姿で見るからにしつけの行き届いたお嬢さんで、お父さんもパリッとした感じ。こりゃ、間違いなく保育園じゃなくて幼稚園に通ってそうだな、なんて思って見てました。そしたら、少しずつ、少しずつポン太との立ち位置が近くなってきて、なんとなく、ふたりでジャンプしたり、手すりにぶら下がったり。うわー、なんか鼻たれ小僧のポン太が、こんな可愛いお嬢さんと遊んでるわー、と思わず親のほうが気おくれしたりして。そうなってくると、なんとなく親も言葉を交わしますよね。で、ふたりが同じ歳だということが判明。同じ年齢でも女の子ってとってもしっかりしてますよね。で、映画の開始時間が近づくと、お嬢さんパパが、お嬢さんとキャラメル味のポップコーンを買ってきました。ポン太は大の食わず嫌い王で、見慣れないお菓子は絶対に食べないので、家から安定のオットット持参です。するとですよ、なんとですよ、そのお嬢さんが、ニッコリと「これ、あげる!」ってポップコーンを1粒持ってきて、ポン太に差し出したんですよ。お父さんが後ろから、「そんな手で掴んであげたらダメだよ。すみません。」って慌ててて、こっちは、「大丈夫ですよー、ありがとう。」と応答しながら、もう、ヒヤッヒヤ。だって、ポン太はポップコーンなんて食べたことないし、ましてやキャラメル味なんて、そんな都会の味は大冒険過ぎて、絶対だめだ―ーーと思いました。でも、その女の子の気持ちは無駄にしたくない。ポップコーンをつまんだ女の子右手がすっと伸びてきたシーンは、スローモーションのようによみがえります。ポン太はちょっとびっくりした表情。こっちは、「もらえ、もらえ。ありがとう、ってもらってーー!!」心のなかで絶叫。ポン太が明らかに戸惑いながらも、右手を出して、受け取って、ポップコーンを口の中へ。やった。やったぞ、でかした!すごい微妙な顔をしたまま、なんとか咀嚼。そこで会場の扉が開いて、各々、指定席に向かいます。小さい声で、「ポン太、よく食べたね。」って声をかけたら、すかさず、「うん、美味しくなかったけどね。」って、笑。空気を読むことを覚えた一日でした。

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