ワーママさんちゃんの高齢育児!

43歳で男児出産。高齢出産後の高齢育児のリアルを綴っています。

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ふたりでごめんねと言い合った日

2月はホント大変でした。悪夢のようで。コロナがやっと治ったと思ったら、今度はインフルエンザが判明したんです、泣。「ウイルスの反応はうっすらなんだけどね、でもインフルエンザ陽性だったわ。」という小児科の先生に、「先生!うっすらなら、出席停止の日数も短くなりますか??」と食いつきましたが、「いいえ、残念ですが、来週までは自宅待機です。」チーーーン。泣き崩れるような気持ちの私に、先生にもかなり同情されました。「この前、コロナ治ったばっかりだもんねぇ。がんばってね。」って。そしたら、ポン太もニコニコと「お母さん、がんばってね。」っていうから、先生も看護師さんも大笑い。いやー、笑えないよ、笑えないよ。また、職場に事情を話し、リモートワークの日々が続きました。インフルエンザの薬は1回で終わる口からフーっと吸い込むタイプのものだけだったのですが、ポン太の場合、鼻水もひどかったので、ほかにも2種類の飲み薬が1週間分だされました。これがどうもすごく苦いようなのです。薬剤師さんには、チョコレートアイスクリームに混ぜて飲ませることを薦められましたが、ポン太はアイスクリーム屋でバニラアイスを前にギャン泣きしたほど、アイスクリームが大嫌いな珍しい子供。その手が使えず、ゼリーやジュースと一緒に飲ませましたが、これが苦行なようで。まだ熱が下がり切っていないある夜のこと。「いやだー、飲みたくない―。」が始まって、「これ飲まないと元気にならないよ。がんばろう。」って言ってみたり、「飲まないと、もうYoutube観られないよ。」って言ってみたり、あの手この手で30分。相手は体調が悪くて機嫌も悪い。もう悲鳴のような「ギャー、いやーーーー。」が続きます。こっちも、「もう飲んでよー。」とイライラが最高潮。で、ようやく口に入れたその時、飲みこんだはずが、ブワー――――っと薬を吐き出したのです、噴水のように、まるで乳児の頃のミルクの吐き戻しのように。その瞬間、もう、何かがプチっと切れたようになって、「どうしてーー。せっかくがんばって飲んだのに、全部出てきちゃったじゃない!」って大声で叫んでしまいました。猛烈に床を掃除しながら、何度も何度も繰り返して。ポン太も堰を切ったように泣き出して。もう最悪の空気のまま、吐しゃ物まみれのポン太をシャワーで洗いました。少し落ち着いて部屋に戻ってタオルで身体を拭いているときのことです。ポン太が先に言いました。「さっきはごめんね。せっかく飲んだお薬を全部吐き出しちゃって。」って。私も言いました。「お母さんもごめんね。ポン太具合悪いのに怒っちゃって。」って。あぁ、ポン太のほうがずっと素直で切り替えが早くて誠実だな、って反省させられた夜でした。

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