ワーママさんちゃんの高齢育児!

43歳で男児出産。高齢出産後の高齢育児のリアルを綴っています。

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自閉症タロちゃんとの再会

ポン太が生まれて最初にできたお友だち、タロちゃんのことを前に書いたことがありました。

家から歩いて10分くらいのところに住んでいたタロちゃんは、3歳になる頃、遠くの街に引っ越していきました。発達障害の子の教育でとても評判の良い幼稚園があるから、とそこを受験して。倍率10倍くらいあると聞いていましたが、タロちゃんは見事合格。そのまま小学校にもエスカレーター式で進めるらしく、タロちゃんママはとても喜んでいました。知らない土地や見知らぬ人に過敏なタロちゃん、新しい生活に馴染めるかとママパパは最初は不安もあるようでしたが、ときどきLINEでくれる近況報告には、少しずつ幼稚園に馴染んでいる様子が伝えられていました。いつか会おうね、いつか会おうねと言い合って。そして、とうとう!!先日、みんなで再会する日がきたのです。大きな公園で待ち合わせ。引っ越す前のタロちゃんは、ママパパ以外の人が近寄ると、目を閉じて手で顔を覆い、周囲を完全拒否。あれから2年。時々写真は送ってもらっていたけど、会ったらどんな風に接したらいいんだろう。ぐいぐい声をかけて怖い思いをさせてしまったらいけないし、上手に接することができるだろうか。約束の前日は楽しみな反面、そういった心配もありました。ところが!!です。ところがですよ、会ったら、目をあわせてニコっと笑顔を見せてくれました。え?!これが、あのタロちゃん?ちょっと身構えていたこともあり、正直、拍子抜けしたほどです。最初はちょっと恥ずかしそうに、タロちゃんママを通しておしゃべりしていましたが、お弁当タイムにはすっかり打ち解けて、ポン太と恐竜クイズしてました。午後はふたりは手をつないで、キャッキャッして。私、反省しました。「自閉症スペクトラム」っていう名前から、勝手に自分で作りあげていたイメージがあったって。特性の度合いは本当に人それぞれということなんだと思います。目の前にいるタロちゃんは、少しシャイで、ちょっとおしゃべりが苦手な普通の男の子に見えました。タロちゃんママにそう伝えたら、「幼稚園で本当に成長したんだよ。あと、前日から明日はポンちゃんに会うよ。赤ちゃんの頃のお友だちだよ、って写真を見せて予告しておいたから落ち着いているんだよ。日によって波があって、今は普通に行動できているけど、気持ちの切り替えがうまくいかないときにパニックを起こすことがある。」って教えてくれました。その日は1度だけ。ポン太がタロちゃんから離れた場所に行こうとしたときにパニックに。「一緒にここで遊びたい」という思いどおりにならなくて。あとは、たくさんおしゃべりしてくれるんだけど、滑舌がはっきりしなくて慣れないと発言を聞き取るのが難しい。でも、この程度のことは、子供同士、一緒に遊ぶのになーーーんの支障もないようで、ふたりは本当に1日中楽しそうで、みている親の私たちも幸せな気持ちになりました。今度は、一緒に虫捕りに行くそうです、笑。

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